其の二十五 ヒロミツさん

つかれぇはててぇ～い～ることはぁ～だれにもかくせはぁ～しぃないだろぉ～
「たどりついたらいつも雨ふり」

ザ・モップス　鈴木ヒロミツさんに言われたこと。

ある時、どうしてもゴルフをしなければならないことになり、道具を買うことになりました。

当時、やはり大映テレビで共演していた鈴木ヒロミツさんが知り合いのゴルフショップを紹介してくれました。

お店に一緒に行って、クラブを何本か出してきてくれました。

初心者用、ちょっと先のことを考えてやや中級向け、など。

僕はどんなものかとヒロミツさんに聞くわけです。

「どれがいいスかね？」

「宮田、道具なんてものはな、自分がこれだと思ったものを選べばいいんだよ。いくら玄人が、これがいい、あれがいいと言ったって自分がピンとこなかったり、柄が気に入らなかったりと気持ちよく使えなかったらずっとそう思いながら使わなきゃいけないんだから」

ホント、そう思いました。

多少のアドバイスと言うのもあるでしょうが、やはり本人が気持ちよく使えるのが一番だと思います。

ですから、今でもそのように言います。

人に何かを聞かれた時、

「自分で一番気持ちよく使えるものにしなよ。自分の道具なんだから」