箸の話 [遊び]
約束だったので、割り箸でゴム銃を作りました。
子供の頃は割り箸でゴム鉄砲よく作りましたがどんな感じで作っていたのだか、思い出すのにいろいろネット上を調べてみました。
驚きました。
割り箸で作るゴム銃もすばらしいのがいっぱいあるんですね。
今は。
今回はこちらの「フォレスト工房」さんの「2枚回転翼の4連発銃」というのを参考に作らせて頂きました。
お手本の銃は竹の天削使用しているようでしたが、僕はお店で使用している松の天削を使いました。
ここでちょっと箸の話。
商売柄か外食をするとそこのお店の箸(割り箸)は目につきます。
割り箸にもランクというかいろいろ用途に合わせたつくりがあるのですが、最近は質のいい割り箸が多くなったと思います。
一番大衆的だったのが、ちょっと短めのよくコンビニのお弁当についてきたり、昔の立ち食いソバ屋さんや大衆食堂のようなところで使われていた「丁六」という箸ですね。
最近は見かけませんが以前はよく見ました。
ちょうど六寸だから「丁六」。
作りもけっこう荒くてささくれなんかがありました。
割った箸をこすり合わせてささくれを取っている仕草の人をよく見かけました。
19センチ弱ぐらいですか。
今の時代男の人が持つとちょっと短い気がするんじゃないでしょうか。
「小判」は長さはいろいろですが箸の角を削って断面が小判型になったもの。
最近あんまり見かけませんね。
次にでてくる「元禄」が質のいいものがリーズナブルになってきたので、どうせなら「元禄」にしたほうがいいからかも知れません。
その「元禄」が街中で一番目にするタイプです。
角を削っただけでなく割れ目にも溝を入れたものです。
その断面が「元禄模様」に似ているからとか「元禄小判」に似ているからとか・・・
とにかく断面に特徴があります。
最近は大衆店でもこの「元禄」多く見かけます。
うちは出前に持っていくお箸はこの「元禄」です。
このように箸袋に入れてもっていくのですが、袋に入れるのは我々の手作業です。
子供の頃からよく手伝わせられましたが、昔はささくれや割れがけっこうあって箸袋の入れ口によく引っ掛けたものです。
指に刺さったり。
いまはそのようなことほとんどありません。
生産の精度が上がったんですね。
それよりかちょっと上等になると「天削」とか「利久」とかになります。
「天削」は下のようなもの。
もち手の先が斜めに削りとられたもの。
都寿司のお店ではこれを使用しています。
写真は無いのですが、「利久」は千利休が考案したとされ、形は箸の真ん中が膨らみ両端が細くなっており左右対称になります。
どちらでも使えるという事ですね。
「天削」や「利久」は鮨屋さんとか日本料理屋さんなどでよく見かけるタイプです。
それにスギ、マツ、竹など材質がいろいろあります。
子供の頃は割り箸をいろんなことによく使いました。
鉄砲作ったり、模型作ったり、手品やったり。
剣道やってましたから稽古で素振りのカウンター代わりにも使ってました。
割り箸(お店で使った残りを洗ったもの)を箱に入れて素振り50回やったら1本隣の箱に移して20本やったら終わりとか30本やったら終わりとか。
昔は七輪に練炭入れてヤカンかけてましたから練炭に火つけるのに使ったり。
そうそう、昔はテレビがダイヤル式のチャンネルで子供だからガチャガチャ回してダメにしちゃってダイヤルが利かなくなっちゃう。
割り箸折ったもの噛ましてよく止めていたものです。
うん、割り箸にはいろいろお世話になってますね。
割り箸のゴム鉄砲!!懐かしい!
私も子供の頃に、父に作ってもらって遊びました。
最近はこんなカッコイイのがあるんですね(´∀`)
割り箸ね、
それぞれの名前までは知りませんでしたけど
色んなの見ますね。
最近はあまりトゲが刺さらない気はしてました。
本当に使い捨てなの?って言うくらい立派な割り箸もあるし
昔のイメージとは変わってきたんですね。
こうして大将のブログ読んでみると
次から外食での割り箸も、ちょっと注目しそうです(*´σー`)
by mayu (2012-03-12 20:15)