アカデミー賞5部門受賞 ヒューゴ [映画]
火曜日、「ヒューゴの不思議な発明」を観てきました。
ホールにはその映画の書割りみたいのががありまして、「アカデミー賞5部門受賞」と書いてありました。
少し前からテレビや雑誌などで今回のアカデミー賞は「アーティスト」と「ヒューゴ・・・」の一騎打ちみたいなこと言ってました。
結局、作品賞を含む主要3部門は「アーティスト」だったようで。
もちろん「アーティスト」もたいへん興味ありますが、こちらも。
監督、マーティン・スコセッチですから。
言わずと知れた巨匠です。
どんなんでしょう。
話しはだいぶ以前になりますが、初めてマーティン・スコセッチの名前を知ったのは、あの「タクシードライバー」です。
知り合いに進められて、
「タクシードライバー、観た方がいいぞ。すげーぞ、デ・ニーロ」
・・・そうなんですね、当時はデ・ニーロよく話題に出まして、そこからしばらくかぶれちゃうわけなんですね。
「ゴッドファーザーPART2」の時から周りの評判すごかったですからね。
ですから最初はデ・ニーロ観たさ。
そして「レイジング・ブル」
「すげーぞ、デ・ニーロ。本編の中でさ、ボクサーから落ちぶれて行っちゃうとこまでやるんだけどさボクサー時代の引き締まった身体から何十キロって太っちゃうわけよ。そんで、宣伝のために日本に来た時にはまたもとのようにすっきり痩せてんだからな。すごい役者だねぇ」
ってこれもデ・ニーロがやせたり太ったりでデーニーロに注目。
ところがこの「タクシードライバー」といい「レイジング・ブル」といい青春真っ只中の僕には衝撃でした。
映画の先輩氏に
「いやー、すごいっすね」
程の感想を言いますと、そこからですね監督の話になったのは。
「デ・ニーロもすごいんだけどさ、あの、マーティン・スコセッシっていう監督がさ・・・」
そこからはマーティン・スコセッシ監督の名で映画の期待を膨らませました。
「ハスラー2」これはもとの「ハスラー」の話を親父から聞いていてどうしても観たくなり僕のうまれる前のその作品をレンタルビデオ店を探して観た思い出があるので何倍にも心を膨らませて観に行きました。
当時、人気爆発のトム・クルーズとポール・ニューマンでしたし。
あー、なつかしいなぁ。
なんでここでノスタルジックになってしまっているんだろ。
閑話休題
その後も監督の作品はちょくちょく見て気がつけばDVDで借りたり。
しかし、まったく個人的な意見なんですけど「ディパーテッド」の時はちょっと寂しい気がしました。
それは「ディパーテッド」という作品自体というより先に「インファナルアフェア」を観てすごく好きになったのでオリジナルのイメージが強すぎて。
それこそ「ディパーテッド」ではアカデミー賞もとって興行収入もよかったらしいですが。
ま、とにかく「ヒューゴ・・・」の話。
原題が「Hugo」らしいのですが、そのままじゃまずかったんですかね。
わかりずらいのかな。
「ヒューゴの不思議な発明」
わかりやすいんですかね。
いつものように平日の映画館なんですが、劇場の中は思いのほか年配の人が多いのにビックリしました。
60代ぐらいの人がけっこう多かったです。
なんか、よい感じでした。
映画の方ですが、心の、今までつつかれた事のない所をつつかれたような気がしました。
「キック・アス」のあの女の子が大きくなっているのにはビックリしました。
そしてジョルジュ・メリエスという人の存在を初めて知りました。
あと3Dですが、やっぱり3Dは字幕が読みやすいですね。
見てきたんですね。
心の、今までつつかれた事のないところ・・・
アカデミー賞5部門受賞の評判よりも
私は、この大将の感想に興味惹かれてしまったわぁ~
((´∀`*))
by mayu (2012-03-12 20:03)