負けた!がなんだか嬉しかった [都寿司]
またまた暑い日が戻ってきました。
2,3日前、中学時代の同級生S君から連絡がありました。
5日の金曜日、息子さんと二人で都寿司にみえるとの事。
S君とは二十数年ぶりに去年会いました。
突然都寿司に来たのです。
その時は会社の人と一緒だったのであまり話もできなかったし時間もありませんでした。
今回は息子さんと二人夕方早い時間からみえるという事でした。
もちろん僕は息子さんとは初対面です。
S君とは中学時代同じクラスでした。
運動神経抜群で足もめっぽう早く、身も軽かったです。
野球部に所属していて、もちろんエースで4番。
当時野球部を都大会優勝に導いた立役者でした。
高校へ上がっても甲子園に出場し、僕もテレビにかじりついて応援していました。
社会人になってからは仕事の関係もあり会うこともなくなってしまいました。
住まいも千葉の方になり離れてしまいましたし、、、
夕方、暖簾を出すとしばらくして体格はいいですがまだあどけなさが残る坊主頭の少年が入って着ました。
続いてS君。
息子さんは中学校二年生、十四歳です。
早速息子さんにすしをどんどんにぎり始めました。
むこうはどんどん食べます。
気持ちいいです。
にぎりながら話をしました。
「体格いいね、何かスポーツやってるんでしょ?」
「はい、柔道やってます」
するとお父さん
「背は今同じぐらいだし、腕相撲はもう負けるよ」
「・・・そうなんだ。たくましいね。お父さんはずっと野球だったのにまた柔道とは・・・縁があったんだね。小さい頃から?」
「あ、はい。年長組みから」
(こういう返答がかわいいですね)
「幼稚園からやってるんだ。じゃ、柔道一本だね。僕も後で腕相撲やってもらおうかな」
僕もそのぐらいから剣道やってましたからなんだか親近感わきます。
そして、学校が東海大相模だという事、親元から離れて寮生活を送っていること。
毎日の稽古と学校、寮生活の事などいろいろ聞かせてもらいました。
これから高校、大学と柔道を通じてどんどん大きくなっていくのでしょう。
体育会系のはきはきした気持ちいい男の子です。
そして話がAKB48の話になるとまた別の意味で目がキラキラするところなど今の子供らしくて可愛いです。
そこに、スポーツ好きのお客様HさんとIさん。
S君の息子さんはそのまま行けば柔道の名門東海大になるわけですが、なんとIさんも東海大学。
ひょんなことからそのような話になりました。
Iさんは高校時代は帝京高校で全国制覇した時の選手です。
たいそう息子さんが可愛くなったみたいで、いやな事もたくさんあるし、やめたくなる事もたくさんあるけれど頑張ってくれと、繰り返し話してました。
そうすれば、お父さんもそうだと思うけれども後でやっていて良かったと必ず思うから。
男だけでスポーツの話で盛り上がってました。
あっという間に時間がたちました。
帰りしな
「よし、一回お願いしようかな、腕相撲」
やはり僕らも中学生時代腕相撲仲間でよくやりました。
自分で言うのは何ですが、強いやつは何人かいましたが僕も決して下のほうから数えたほうが早い位置にいたわけではありません。
(それはお父さんが息子さんに言ってくれたので良かったです)
僕の親父が腕相撲好きでよく一杯飲んでると僕に
「腕相撲やろう」
でした。
小さい頃からなかなか勝てなくて、勝ちたかったですが・・・
いくつの時だったかな、初めて勝って。
複雑な気持ちでした。
カウンターの外に出てみると息子さんの太ももの太さにもびっくりです。
テーブルについて
「よーい、はいっ!」
自分では健闘したと思うのですが、最後は力尽きました。
気持ち良かったです。
中学生でもこの強さ。
鍛えてるんだな。
僕は衰えてるのかな。
とにかくなんだか嬉しかったです。
でも正直言うと気持ちの2センチぐらい言ってみたかったです。
「もう一回!」
俺も今度仲間に入れてチョーダイ。
by Cくん (2011-08-08 15:28)
S君、懐かしい。
会いたいです!
もう、中学2年生の息子さんがいるのですね!
S君が甲子園に行ったとき、宿舎に「がんばって~♪」とお手紙書きました。
かっちゃん、嬉しかったよ~と、甲子園から帰って来たときに話してくれました。
遠~い思い出❤
by かっちゃん (2011-12-16 20:54)