シンコ 老眼鏡 [都寿司]
筋肉痛のダメージは残ってます。
何度か登場しましたコハダです。
ご存知出世魚として有名です。
東京ではシンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロとなります。
七月の終わりぐらいから出始め八月にかけてどんどん大きくなっていきます。
八月中にサイズといい値段といい我々の店で使うものとして現実的になってきます。
七月の終わりぐらいから出てくるシンコは値段も高く、サイズも小指より小さいくらいのもの。
1カンで4匹は使わないとならないぐらいの大きさです。
食べても初物としての楽しさはあるかも知れませんが何かの「皮」食べてるみたいで・・・
やはり現実的じゃないように思えます。
コハダ好きなお客様に聞くとやはり1カンで2匹(2枚)づけか1匹(1枚)づけ辺りが美味しいという声が多いです。
八月に入ってシンコを買ってきていますが、徐々に大きくなってきていました。
ところが初島から帰り筋肉痛の身体でシンコを求めたところ後戻りしたかのように小ぶりのシンコばかりでした。
産地の関係でしょうか。
上の写真のように3枚づけのものになります。
もとはこのぐらいの大きさ。
これを5~60匹やるのですからちょっとした手間です。
背びれを取ってコケを引いては出刃でやるのですが、開くのは僕はぺティナイフぐらいの大きさの包丁を使います。
開く段になったら、まあ、小さくやりづらいのは仕方ないのですが、見づらいのにイライラしました。
不本意でしたが老眼鏡をかけて再び作業を始めると誠に快適!
僕の中の高尾山ほどの高さの見栄は崩れましたが、仕事はスムーズでした。
このような感じなのですから、キッズパワーについて行けないのはもとより、鍛えている柔道少年に腕相撲で負ける事など至極当然の事なのです。
ところで・・・
市場のところどころで見かける「ご自由にお召し上がり下さい」。
初めてサクランボの漬物食べました。
美味しかったです。
サクランボが乗っかっているだけでフルーツの盛り合わせみたいに見えます。
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