蒲田 旗の台 鳥樹 [お店]
ひと月ほど前になりますがお客様のK氏に蒲田を案内して頂きました。
蒲田はうちからはそう遠くはないのですがなかなか行く機会がありません。
K氏は若くして有能なビジネスマン。
英語も堪能で物腰も柔らかく優しそうで、サッカーをやるスポーツマン。
もてるんだろうなぁ。
そんなK氏は蒲田育ち。
蒲田は詳しいです。
ある時、やはり蒲田の話になりましてそれならば案内しましょうということになりお言葉に甘える事になりました。
いつもお世話になっている税理士さんのS先生もご一緒です。
目黒行きのバスにゆられ祐天寺へ。
東横線に乗り多摩川駅まで。
昔は遊園地があったんだよなぁ。
「多摩川園」ていう。
駅の名前にも「園」がついてたよなぁ。
二子多摩川園はどうなんだろ?
あそこも遊園地なくなっちゃったから「園」とれっちゃったのかな。
今は随分変わっちゃったみたいだけど高校時代よく使った駅だから懐かしいな。
で、多摩川駅で乗り換え。
これも以前は目蒲線というのがあって目黒から蒲田まで走っている電車がありました。
どうやら今は目黒線と多摩川線というのに分かれているようでした。
多摩川線に乗り換え蒲田まで。
なんだ乗り換え一回なんだ。
ということで待ち合わせの時間より少し早く着いてしまいました。
時間まで一人で散策してみました。
やはり独特の雰囲気がありどの街にも似ていない個性的な繁華街だと思いました。
時間になりK氏とS先生と合流。
早速K氏が手際よく案内してくれました。
蒲田は西口が繁華街だと思っていましたが東口もお店がいっぱいあるので驚きました。
まずは有名なはねつき餃子。
旨っ!
「鳥、大丈夫ですか?」
「好物です」
とついて行くと「鳥樹」の看板の下へ。
ガラガラっと戸を開けるとお姉さん
「あっ、今いっぱいなんですよ・・・でもシメ食べてる人いるからもうじき空くと思うんですけど・・・」
「どのぐらいかな?」
「じゅっぷ・・・十五分ぐらいかな・・・」
「どうします?」
「待ちましょうよ」
「じゃ、待ってます」
するとお姉さんおもむろに丸椅子を三つ持ってくると、おっつけグラスに入ったビールも三つ持ってきました。
僕らは道行く人を眺めながらビールを傾けてました。
するとあっという間にお姉さんが
「お待ちどおさまでした」
座敷につくとK氏が
「いいところ適当に頼んじゃっていいですか?」
「お任せします」
結果、あとから思えば焼鳥(串に刺したもの)は一本も食べなかったのですが、たいへん満足の行く鳥料理でした。
またまたお姉さん、ウーロンハイ三つと鳥のスープを持ってきました。
まず最初にスープ。
独特です。
聞くとお通しは納豆と決まっているそうでやはりしばらくすると小鉢に納豆とウズラの卵が入ったものが出てきました。
鳥料理は、タタキから始まり手羽、カルビ、から揚げと鳥のいろいろな部位を堪能でき大満足でした。
料金もたいへんリーズナブル。
ふと壁を見ると定休日のお知らせの張り紙。
本店、旗の台東口店、蒲田店と書いてある。
聞くと本店も旗の台にあるのだということ。
蒲田店が一番新しいらしい。
つまり旗の台から出たお店のようでした。
ああ、旗の台だったら蒲田より近いです。
その日はその他にもいろいろ案内して頂いたのですが、やはり鳥が印象的でした。
旗の台。
降りたことありません。
・・・大井町線だったかな。
大井町線もそれこそ高校時代使ってましたが二子玉川から自由が丘止まり。
その先へは行ったことなかったです。
場所で言うとどの辺なんだろ。
調べてみますと環七から中原街道に出たところなんですね。
そこならよく車で通ります。
ある時買い物の帰り駅前まで行ってみました。
本店は駅の踏み切りのそばの袋小路の奥にあり見過ごしてしまうほどでした。
しかしムードはありました。
いつか機会があったらと思っていたのですが、先日行く事が出来ました。
創業者の親父さんらしき人が鳥を焼いてました。
奥さんらしき人が注文受けて。
見習うような接客でした。
バスで祐天寺まで行って東横線で自由が丘、そこから大井町線で旗の台。
帰りも電車でした。
もの食べに、お酒飲みにだけ行くのに電車に乗るのも いいもんでした。
あっ、そうそう、本店もやっぱり納豆、お通しでした。
この店行きたいね!
ちなみに俺はいつも飲食するためだけに電車に乗ってます!
by 相澤 (2013-11-20 16:26)